Cレーションに挑戦4

 コンバットレーションとは簡単に言うと戦場での携帯食でありまして、今日いろいろな物が開発されています。今回挑戦したのは米軍にて普及している物らしく、とある大阪のガンショップにて1500円ほどで売られていた物を購入しました。

今回はメニューナンバー4番で。

「MENU NO.4 COUNTRY CAPTAIN CHICKEN」



 んで、中身。(以下表記は食後に訳してありますが、もちろん食前には一部以外さっぱりでした。訳が難解で確信もてないものは付。)

     カレー風味チキンの網焼き チーズのせ
     ↑ファマス兄さん様、情報提供感謝です
     ヌードルのバター風味
     マッシュルームのシリアル風?
     ベジタブルクラッカー
     ピーナッツバター
     ココア粉末
     ミニパック
     MREヒーター



 ミニパックの中身。もはやお馴染みっぽい。

     コーヒー
     砂糖
     粉末ミルク
     タバスコ
     塩
     ガム
     お手拭き
     ティッシュ
     マッチ



 今回は主食からして内容物不明。チキンというからには鶏肉だろうと思われますが…。とりあえず、レトルトを暖めていきます。
 まぁ、大好きなココアが入っているようなので、多少メニューが不味くても許してあげれそうな心持ちで。

 マッシュルームのシリアル風?の袋に入っていたのはまたお菓子…。
 日本で非常食開発した方が100倍ましな気がしてきた…。カロリーメイトは勘弁ですけど。




上段:マッシュルームのシリアル風?・べジタブルクラッカー&ピーナッツバター・ココア&コーヒー
下段:ヌードルのバター風味・鶏肉の……?


 では試食開始。今回の試食はお袋様が参加。

 メインの鶏料理。例のミステリー食材とはまた少し違う形の食材(食感は似ているので系列としては同じかも)に、カレー風味というかエスニックというか、スパイス利かせたソースがたっぷりと。
 だがしかし、侮るなかれ、このソースが結構味が良くて、肉を見事に?カバーしています。ソースだけ倍量にして別メニュー造ってください

 続いて、ヌードルのバター風味。いまいちなバターの味付けですが、ヌードル自体はさほど型くずれもなく柔らかすぎるでもなく、美味しくも不味くもない。戦場携帯食としては普通です。そこいらの飲食店でこれで金が取れるかと聞かれたら「まず無理。」

 お馴染みのベジタブルクラッカーとピーナッツバター。これはいつもと同じ、まったく変化ありません。ピーナッツバターやチーズスプレッドの類は、お湯などで暖めてから使わないと、固すぎてクラッカーに塗れません。もう少し柔らかめに作って欲しいんですが…。

 さて、”お菓子コーナー”です。今回は直訳「マッシュルームのシリアル風」ということですが、袋から出してみると、何のことはない「ポン菓子」もしくは「柔らかめの雷おこし」。味付けは甘め(キャラメルコーン味)で、少々脂っこいのをドリンクでカバーすれば問題なく食べれます。

 ドリンク類は問題なし。ココアは日本で売っているような市販品とほぼ同じ味です。インスタントコーヒーは言わずもがな。


 さて、総評です。
 全体としてはあたりかなと。
 基本的に毎食このメニューだけって言われると、どのメニューも勘弁願いたいですけど。あと食べる人の味覚や、品の保存期限や状態によっては、こっぴどい評価になる可能性もあるのですが。

 以上で今回の報告は終了です。残り在庫はあと1品。これもチキン系です。今回がそんな酷くはなかったので、次回もいい方向に期待。
 それでは。  

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